2026/09/26 19:27


7インチ『か』『き』行から3桁台の逸品、31点追加しました。
ガールズ歌謡からビート歌謡、コミックソング、和ソフトロックなど。
以下おすすめ盤ご紹介します。



ディスコ歌謡最高峰の「ディスコ芸者」を筆頭に、ネタ系ヘンテコ歌謡でお馴染みの神楽坂かおる、80年リリースシングル。
落語の有名な前座噺「寿限無」をテーマにした曲。
ソフトなパヤパヤコーラス入りで和楽器の軽いリズムがノリ良い、寺岡真三編曲のパヤパヤ・リズム歌謡です。
あまり歌詞には関係なさそうな感じで寿限無の各フレーズが出てきます、リズム重視な感じ。
わたくしの元上司のニッチでとても勉強になるブログで、寿限無を題材にしたレコードを紹介した記事があったのでこちらも是非。


文章がおもしれえんだよなあ、自分も精進しまっす。



60年代に活躍した紀本ヨシオの65年シングル、初期はカバーポップスも多くこなす実力派シンガー。
『だから泣かないで』は藤本卓也作曲のディープ・ムード歌謡。
イントロの揺れまくるオルガンから藤本卓也ワールド全開です。
B面『涙のギター』はすぎやまこういち作曲の激テケテケ・エレキ歌謡。
演奏は井上宗孝とシャープ・ファイブ、彼らとしては2枚目のシングルとなりました。
GS隆盛前にビートあり・エレキあり・テケテケありなGS先駆け歌謡です。



当時16歳の中学生にしてジャズ喫茶"新宿ACB"での新人オーディション優勝をきっかけに、62年「東京キカンボ娘」でデビュー。
『サミーのマーチ』は64年リリース、初期のティ―ンポップ期シングルです。
東和イギリス映画「サミー南へ行く」の主演、12歳のファーガス・マクリーランド少年が歌う主題歌「サミーのマーチ」のカバー。
カバーポップス訳詞といえばの漣健児訳詞、木の実ナナ盤はシンセサイザー奏者の東海林修編曲。
この曲は各社競作盤となっており、他にも面高陽子、富松千代志、いしだあゆみも歌っています。
いしだあゆみ盤はいずみたく編曲、c/wは伊藤アイコ。



越路吹雪とともに日本のシャンソン界を牽引した歌手、岸洋子の71年シングル。
ベルギー人歌手、サルヴァトール・アダモのカバーです。
アダモが各国語で歌った中に安井かずみ訳詞の日本語盤もあり、さらに越路吹雪、尾崎紀世彦もカバー、こちらもシングルカットされています。
B面『枯葉』は説明不要の超スタンダード・シャンソンの、パヤパヤ和ボッサカバーです。
アメリカのポピュラー音楽界ではナット・キング・コール、フランク・シナトラなどもカバー。
ジャズ界のレジェンド達もこぞってカバーしています、スタン・ゲッツ、キャノンボール・アダレイ、ビル・エヴァンス、チック・コリアなどなど…。
中でもサラ・ヴォーンの縦横無尽・高速スキャットカバーが有名ですね。
日本には戦後シャンソンブームの立役者・高英男により輸入され、淡谷のり子、ペギー葉山などもカバー、シャンソン歌手なら一度は歌う代表曲に。
岸洋子盤ではハイテンポなビル・エヴァンスとサラ・ヴォーンの中間ぐらいでしょうか。
サラ・ヴォーン程は荒れ狂ってませんが、コーラス隊によるパヤパヤ・コーラスは爽やかなソフトロックスタイルで、ハイテンポなボッサ・リズムです。