2026/09/19 21:17
7インチ『あ』行から3桁代の良品19点出品しました。
自主ご当地マイナー歌謡から、ディスコ歌謡、Groove歌謡など。
以下おすすめ4点ご紹介します。
68年にデビューしてシングル数枚をリリースした、有賀公彦の71年シングルです。
歌声はオペラやタンゴが基礎にある菅原洋一スタイルの実力派シンガーな感じ。
イタリアの歌手オスカル・プルデンテのカンツォーネを、青木望による和ソフトロックなアレンジでカバー。
シャララ女性コーラスも入ってます。
B面『太陽の涙』は木下忠司による作編曲。
木下恵介アワー枠のテレビドラマ「太陽の涙」の主題歌です。
こんがり焼いた小麦色の肌と、ナイス・プロポーションでグラビアとしても活躍した安西マリアの73年デビュー盤。
65年エミ―・ジャクソンのテケテケ・ビートなヒット曲を、川口真アレンジでグルーヴィにカバー。
ちなみに「涙の太陽」は他にも多数カバーがあります。
同年に青山ミチも競作盤としてリリース、エミ―・ジャクソンの本家の影に隠れたか?ミッチー盤はちょっとお高い。
89年にサンディー&ザ・サンセッツと田中美奈子がカバー、こちらも時期的にCD移行期のためお値段高めですね。
「涙の太陽」カバー盤としては随一の売行き、安西マリア盤が最もお手頃価格です。
B面『砂に消えた涙』はイタリア女性歌手ミーナ・マッツィーニのカバー、ミーナが日本語で歌ったカタコト歌謡盤もあります。
60年代カバーポップス日本語詞の旗手、漣健児の訳詞です。
日本人では弘田三枝子のカバーが有名ですね。
俳優・作曲家・歌手・小説家となんとも多才で且つ、ギター・キーボード・ドラムも演奏できるというマルチプレイヤー、荒木一郎の67年シングル。
日本で最初のシンガーソングライター、と言うと語弊がありますが、最初期のシンガーソングライターであることは間違いないでしょう。
ちなみに日本最初のシンガーソングライター議論は非常に難しいですが、63年に全曲自らの作品でリサイタルを開催した美輪明宏、65年自作曲「恋は紅いバラ」をリリースした加山雄三、と荒木一郎あたりが日本のシンガーソングライターの草分け的存在なのではないでしょうか。
66年「空に星があるように」でデビュー、5枚目のシングルです。
当時流行していたグループサウンズに傾倒したビート歌謡スタイル。
あまり声を張り上げて歌わないボーカルに、サビのキメどころ”ドゥンドゥドゥ……ゴッオーウ”のほにゃほにゃな感じと、バック演奏のドラムドコドコ・エレキジャカジャカとが合ってなくてすごく良い!(個人的にフェイバリット曲なため熱が入ってます)
B面『美わしのシンデレラ』はストリングスも効果的な南国風ゆったり歌謡。
87年にリリースした日野美歌とのデュエット歌謡「男と女のラブゲーム」で知られる、葵司朗66年のデビュー盤。
ちなみに「男と女のラブゲーム」の本家は86年の武田鉄矢と芦川よしみ盤なので、カバーですね。
ご当地タイトルで女性の後ろ姿の入ったジャケも香ばしいこの盤は”4RS-”で始まる東芝音工の自主規格。
同郷の馬飼野兄弟(俊一・康二)と縁があり、編曲は馬飼野俊一が担当してます。
自分が愛知出身のためついつい反応しちゃう地域ですが、しっかりご当地ムード歌謡です。
B面「新のんほい節」はエレキギターも入ったリズムご当地歌謡。
ところで豊橋に”のんほいパーク”という動植物園もありますが。
三河弁で同意を求める時に使う”のん(~だね)”と呼びかける時に”ほい(おい、ねえ)”で”のんほい”ということらしい、知らんかった…。
今日一緒に出品した中に同曲の73年アンコール盤もありました。
こちらはキングレコードから、正式デビューはこっちなのかな?
こちらのB面「栄町ブルース」はテナーサックス咽び泣くご当地ムード歌謡、ちょっと都会に出て来て名古屋が舞台になりました。




