2026/09/06 10:42

今日は番外編です、たまにはLPを。



”逍遙(そぞろ)”とは自由気ままに歩くこと、つまり散歩と同義です。
77年の9thアルバム、自身初のセルフプロデュース作品。
とのことで、前作などクレジットを見るとたしかにプロデュースは多賀英典、星勝との記載が。
小椋佳といえばやはり叙情フォークな印象です。


けどクレジットよく見たら”亀渕友香”、”前野曜子”の字面が…そんな和ソウル・ファンク系シンガー引っ張ってきたの!?
と、聴く前から期待は高まりましたが、聞いてさらにひっくり返りましたけど。
いつもの調子のしんみり叙情フォーク節ももちろんありますが、アルバムの半分グルーヴ歌謡なのです。
具体的に下記の5曲は要チェック。

A2「君が持っていた僕の青春」
A3「春なんだなあ」 軽やかなフルートが良い味、間奏のシンセソロかっこいい
A6「君の肩越しに」 爽やかな夏のフィーリング、和フュージョンな感じもあり
B3「真夜中のメッセージ」 チョッパーベースぶん回してるスーパーファンキーグルーヴ歌謡
B5「地平線」

演奏者クレジット見て納得の一言。


シングルカットされたのもグルーヴ系から2曲。
アルバムとバージョン違いらしいのですが、こちらも聞いてみたいです。


そしてグルーヴだけじゃない、このアルバムの魅力がもうひとつ。
B1「渡良瀬を行けば」はなんと小椋佳の実父、神田賢水が琵琶と歌で参加。
琵琶の弾き語りがなんとも渋い、親子コラボです。

いつもシングルとラジオばかり聞いてるので、たまにこういう安レコ隠れ名盤見つけるとテンション上がりますね~。
最近ですが、中島みゆき「愛していると云ってくれ」も全曲通して聞いたことがなく、シンプルに心にぶっ刺さる弾き語りウィスパーフォーク「ミルク32」「おまえの家」などの名曲を知らずに生きていたことに後悔したし。
人生の時間は有限ですから、アルバムもしっかり聞いていかないといけません。