2026/03/15 21:49
少し久しぶりの新入荷おすすめ紹介です。
ビッグ・アーティスト達の出品もあと少し…マヒナまで済んだらLPを出そうかと考えています。

橋幸夫『若者の子守唄』¥300
邦楽に初めてエレキ・サウンドを取り入れたという、64年リリースの橋幸夫『恋をするなら』。
恩師である吉田正とのタッグで所謂リズム歌謡を次々とリリースしていきます。
この時期のリズム歌謡はベンチャーズから輸入され、国内では寺内タケシに代表されるテケテケ・サウンド。
それから少し時は流れビートルズの来日を経て、時は空前のGSブームに突入。
バック演奏にバンドを従えたビート歌謡、または一人GSなレコードが量産されていきます。
今回ご紹介の盤もその中の一枚、67年リリースの鈴木邦彦作曲によるまさにビート歌謡。
ガールズ系ビートものでもよく名を連ねる津々美洋とオールスターズ・ワゴンの疾走ビートをバックに、スクール・メイツの合いの手も入りノリノリ。
メロディラインをオルガンでなぞった間奏はサイケ感あります。
ジャケも当時の流行か、スクール・メイツとともに写った縦長サイズで。

ヒデとロザンナ『粋なうわさ』¥400
和ボッサと言えばまずピンキーとキラーズとともに名前が挙がるだろう夫婦デュオのお二人、ヒデとロザンナ。
69年リリースの2ndシングル、橋本淳×筒美京平の黄金タッグによる和ソフトロックです。
二人の息ぴったりなオクターブハーモニーが特色であり、聞きどころ。
シャララ・コーラスから始まり、終始穏やかな1曲です。
B面は和ソフトロックの良コンピCD「ソフトロック・ドライヴィン」にも収録された和ボッサ曲。
シャバダバ・スキャットが炸裂します。
どっちも捨てがたいダブルサイダー盤。
ヒデとロザンナはどのシングルでも二人が寄り添う場面が多く、ジャケも見どころです。

ザ・ピーナッツ『情熱の砂漠』¥400
ザ・ピーナッツ活動後期の73年にリリースされたシングル。
ザ・ワイルドワンズのリーダー、加瀬邦彦作曲によるファンキーグルーヴ歌謡です。
活動初期は師事した宮川泰による曲が多いが、後期には沢田研二、クニ河内、中村泰士、鈴木邦彦などによるグルーヴものが多くなってきます。
特筆すべきは78年リリースのアルバム、近田春夫&ハルヲフォン「電撃的東京」にてニューウェイヴ・パンクな感じのカバーver.を収録。
「電撃的東京」は全曲歌謡曲カバーで構成されており、歌謡ファンも必聴の一枚です。
さらに欧陽菲菲は73年アルバム「火の鳥」でカバー。
74年には台湾盤「熱情的沙漠 / 短時間的分離」にて、北京語でもカバーしています。

ピンキーとキラーズ『土曜日はいちばん』¥300
日本のボサノバ・グループ、ピンキーとキラーズによる70年リリースシングル。
グループの命名者でもあるいずみたく作曲のラテン・グルーヴ歌謡です。
ジョージ川口とビッグ4、沢田駿吾グループ、原信夫とシャープ&フラッツなどの
野太い経歴を持つジャズ・ピアニスト渋谷毅のアレンジ。
B面は渋谷毅の編曲が光る、ピアノ・ジャズ・ムードです。
安定した男性陣のコーラス・ワークと声量も申し分ない実力派シンガー、ピンキーの強力タッグによるムーディなバラードはもちろん聞き応えばっちり。

ピンク・レディー『キッス・イン・ザ・ダーク』¥300
79年ピンク・レディーのアメリカデビュー盤。
日本人歌手として63年の坂本九「上を向いて歩こう」以来の全米ビルボード上位ランクインらしく、記念すべきシングルです。
全編英語詞のディスコ歌謡。
B面「ウォーク・アウェイ・ルネ」はアメリカのバロック・ポップバンド、レフト・バンクのカバー、個人的に好きな曲なので推してます。
いつも強めキャラな二人の優しいボーカルは珍しいのでは。
ディスコ・クラブ向けのUS盤12インチもあるらしい、ピンクのカラー盤もあるとか。
