2026/01/31 20:34

60年代ザ・タイガース時代から確固たるスターの座を確立したジュリー。

そのセクシーなボーカルや男性がバッチリ化粧をするスタイルは、今や脈々とヴィジュアル系に受け継がれているのではと思っています。
俳優としても活躍し、ザ・テンプターズの萩原健一・ショーケンと肩を並べ、ニューロックバンドのPYGとしての活動もあり。
それではその際限ない魅力に迫ります。


『The Fugitive 愛の逃亡者』¥200

74年リリース、同タイトルLPからのシングルカット。
ロンドン録音に作詞作曲、演奏も全てイギリス人ミュージシャンによるアルバム、全曲英詞です。
ピアノ使いの良い和レゲエ曲に、B面「I Was Born To Love You」はストリングスの美しい和ソフトロックテイスト。
どちらも高品質なダブルサイダー盤。



『背中まで45分』¥400

83年リリース、井上陽水作曲による和ニューエイジ曲。
アルバム「ミスキャスト」に収録されたものとアレンジ違いで、アルバムver.はアンビエント・テクノ色の強い感じです。
ちなみに井上陽水もアルバム「ライオンとペリカン」でセルフカバーしており、こちらは打ち込みテクノな雰囲気。
どれも良いです、全部聞き比べてみたら楽しいです。
B面「How Many "Good Bye"」は編曲白井良明によるニューウェイブ歌謡。
電子ドラムとポップなシンセ、ムーンライダーズのイイ仕事!です。



『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』¥300

81年リリース、伊藤銀二編曲による和ネオロカビリー。
ジュリーのジャケには珍しく、バックバンドのエキゾティクスと共にウェスタンスタイルです。
B面「ジャンジャンロック」は王道ロカビリーな感じ。



『魅せられた夜』¥300

これぞジュリーな前開きセクシージャケ。
73年リリース東海林修作曲のミドル・グルーヴ曲、ブラスセクションが効いてます。
B面「15の時」は、PYGでも活動を共にした大野克夫作曲のグルーヴ歌謡。
エレキギターにブラスにオルガン、王道かっこいいです。
一瞬”名探偵コナン”を思い浮かべました。
ところで全然関係ないですが、名探偵コナンのサウンドトラックも大野克夫でグルーヴだったりニューエイジな曲もあったりで、かなり良いですね。



『時の過ぎゆくままに』¥300

最後にジュリーの大ヒット曲を僭越ながら紹介させて頂きます、紹介するまでも無いんですけど。
75年リリース、こちらも大野克夫作曲。
あの3億円事件を題材にしたドラマ「悪魔のようなあいつ」で挿入歌として使われさらにヒットしました。
作中でも何度も歌うシーンがありますが、ジャケもドラマ仕様なのが嬉しい。
ラストシーン、ジュリーが万札をまき散らすとことか当時どんな反応だったのか気になります。
シンプルにメロディが染みます、これを名曲と言わずして。
ちなみにドラマのラスト辺りでゴールデンカップスのボーカル、デイブ平尾が「ママリンゴの唄」を女の子たちと弾き語るシーンも最高です。
「ママリンゴの唄」はデイブ平尾のソロ音源を集めた良コンピCD「一人~コンプリート・ソロ・コレクション1972-1987」に収録されております、こちらも是非。